日焼け止めの上手な選び方は?SPFとPAの違いを解説《シーン別》おすすめのアイテム7選
皆さんは日焼け止めを選ぶとき、何を基準にして選んでいますか?
春から夏、そして秋まで、スポーツやレジャーなど、外出が楽しい季節。
この時期は日差しが強く、紫外線量も多く、日焼けが気になりますよね。
そこで、「日焼け」「紫外線」「日焼け止め選び」についてご紹介します。
利用シーンや肌タイプに合わせて日焼け止めを選ぶと、
より効果的に日焼けを防ぐことができるんです。
UVケアが甘いと、シミはもちろん、
シワやたるみなどのエイジングサインがじわじわと増えていきます。

この機会にぜひ、日焼け止めの賢い選び方をマスターしておきましょう。
この記事の目次
意外と知らない日焼け止めのSPFの意味って?
日焼け止めに記載されているSPFとは「Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)」の略で、
紫外線UV-Bを防止する効果を表しています。「UV-B」とは、紫外線の波長が短く、
肌が短時間で赤くなりヒリヒリする日焼け(サンバーン)の原因となる紫外線です。
肌表面が炎症を起こし、
ターンオーバーのリズムが乱れ、
角質層の水分が少なくなります。
こういったことが起こるため、
肌のごわつきや肌荒れの原因にもなってしまうのです。
「SPF30」や「SPF50」などSPFの横に数値があります。
簡単にいうとこの数字が高ければ高いほど、
紫外線UV-Bからの防御力が高いということ。
「短期間で赤くなってしまう日焼けを
どれくらい長く防ぐことができるかを表してます。
逆にUV-Aは波長が長く、
長時間かけて肌の奥まで到達しハリや弾力にダメージを与えます。
主にシミやシワ、たるみの原因になる紫外線。

PAの+の数が増えるにつれて防御力が高くなります。
《シーン別》おすすめのアイテム7選
日焼け止めといってもシーンや季節よって様々ですよね。
レビューや口コミを参考にしながら、
必要であれば少しだけ購入して確認してみるのがベストかもしれません。
1位 オルビスサンスクリーン(R)フリーエンス
【日常用】ストレスフリーな使い心地
商品詳細
ORBIS(オルビス)サンスクリーン(R)フリーエンス
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF30・PA+++〉
日焼け止めは365日毎日使うものだから、できるだけ肌への負担が少なく、
使い心地にもこだわりたいという声に応えて作られた素肌感覚のストレスフリーな日焼け止めです。
紫外線吸収剤は不使用なのに、
きしみや白浮きせず使えます。
また、肌の潤いに欠かせない天然保湿因子・NMF類似成分を配合しているため、
日焼け止めにありがちな乾燥も気にならず、
むしろ使っているときはうるおいを感じます。
日焼け止めはSPF/PA値が高ければ高いほどいいと思いがちですが、
紫外線防止力が高いほど肌への負担も大きくなってしまいます。
そのため、通勤・通学など日常の外出時には『SPF30・PA+++』程度のものを選んでくださいね。
2位 ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル
【日常用】スキンケア感覚の日焼け止め
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF35・ PA+++〉
ひんやりとして伸びのよい、水のようなテクスチャの日焼け止めです。ジェルなので白浮き・ベタつきが一切なく、化粧水感覚で使うことができます。
4種類の保湿成分「スーパーヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、アミノ酸、コラーゲン」が配合されているので、スキンケア感覚で紫外線対策ができる優れもの。
するすると伸びがよいため、少量でもしっかり塗れているように思えますが、それでは十分な紫外線防止効果を得ることができません。いつもより多いかな?というくらい、しっかりなじませるようにしてください。
日焼け止めを365日毎日塗る習慣がない、という方はこういった使い心地のよい日焼け止めと出合うことで、不思議と手が伸びるようになり、毎日使う習慣が身に付きますよ♡
3位 ロート製薬 スキンアクア スーパーモイスチャージェル
【絶対焼かない日】汗・水・摩擦に強い頼もしい存在
商品詳細
ビオレUV アスリズム プロテクトエッセンス
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF50+・PA++++〉
2019年に彗星のごとく現れた、期待の新星。汗・水・擦れに強いだけでなく、
暑くてジメジメした高温多湿の過酷な環境にも負けない“最強クラス”の日焼け止めです。
こんなに高機能なのに、みずみずしくさらっと伸び、
まるで第二の皮膚のようにピタッと密着する心地よい使い心地。
海やプールなどのレジャーはもちろん、長時間外に出る日常の場面でも安心して使えます。
とにかく焼けたくない方は、まずはこちらを手に取ってみて!
4位 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a
【絶対焼かない日】これぞ王道!汗・水に触れるとさらにUV効果アップ
商品詳細
アネッサ(ANESSA)パーフェクトUV スキンケアミルク a
- カテゴリ
- 日焼け止め(ボディ用)日焼け止め
- 容量・参考価格
- 20ml:1,200円 60ml:3,000円 90ml: 3,600円(税抜)
- 発売日
- 2018/2/21(最新発売日: 2020/2/21)
- ブランド名
- アネッサ(ANESSA)
- メーカー名
- 資生堂
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF50+・PA++++〉
これぞ日焼け止めの王道!ともいえる存在の「パーフェクトUV スキンケアミルク」。おなじみのヴィジュアルですが、実は毎年パワーアップしているのです。
今年の処方はアネッサ史上最高のUV防御力&スキンケア成分を50%配合しているそう。また汗・水にふれると、UVブロック膜が強くなる「アクアブースター技術」が進化して、”絶対に焼けたくない!”という私たちの信頼に、さらに答えてくれる存在になりました。
絶対に焼けたくないけど、海やプールなどのレジャーを楽しみたいときや、日本よりも紫外線量が格段に多い海外のリゾート地に行くときはこの日焼け止めがおすすめです。
5位 アネッサ(ANESSA)パーフェクトUV スキンケアジェル a
商品詳細
アネッサ(ANESSA)パーフェクトUV スキンケアジェル a
- カテゴリ
- 日焼け止め日焼け止め(ボディ用)
- 容量・参考価格
- 90g: 2,400円32g: 1,200円(税抜)
- 発売日
- 2018/2/21(最新発売日: 2020/2/21)
- ブランド名
- アネッサ(ANESSA)
- メーカー名
- 資生堂
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
みずみずしくなじんで心地いい、強力UVジェル。今と未来の美肌を守る、ビューティーサンケア。
汗・水でUV膜が強くなる技術搭載。
スキンケア成分50%。
みずみずしくなじみ、ベタつかない。
化粧下地にも使える。
せっけんで落とせる。
スーパーウォータープルーフ。
シトラスソープの香り。
6位 LA ROCHE-POSAY UVイデア XL プロテクショントーンアップ
【敏感肌向け】肌が敏感に傾いているときでも安心
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF50+・PA++++〉
ピリッと刺激を感じやすい方でも、安心の敏感肌向け日焼け止め。
肌に刺激を与えてしまう可能性があるPM2.5や花粉などのあらゆる外敵から守って健やかな肌へと導きます。
光を乱反射し、肌を綺麗に魅せるトーンアップテクノロジーを採用し光のベールを纏ったかのような自然な艶肌に。
気になるくすみや色むらも、自然に隠します。
そのトーンアップ効果は、ファンデーションなしでももともと素肌が美しいひとのように見せてくれるほど!
敏感肌の方におすすめしたいポイントが、肌をやわらげ、肌本来のバリア機能をサポートする成分が配合されているから。
また、乳液のような柔らかいするするとしてテクスチャーなので、
肌に刺激を与えることなく塗ることができるのも敏感肌さんには嬉しい!
7位 ホワイティシモ(WHITISSIMO)UVブロック ミルキーフルイド
【敏感肌の方にも】お子様も使える肌に優しい日焼け止め
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF30・PA+++〉
敏感肌さんにおすすめな紫外線吸収剤不使用・ノンケミカルの日焼け止めです。
肌に優しい処方なのですが、なんと2才からでも使うことができるのです!
紫外線散乱剤は日焼け止め特有のきしみ感や白浮きを引き起こすといわれていますが、
こちらの日焼け止めは紫外線散乱剤が均等に隙間なく並んでいるため、
少量でもしっかりUVカットが可能。
そのため、きしみや白浮きを感じることがありません。
クリームのようなテクスチャーが心地よく、
毎日使いたくなる使用感です。
8位 アスタリフト(ASTALIFT)D-UVクリア ホワイトソリューション
【メイク下地におすすめ】どんな表情にもしなやかにフィット
なぜこの日焼け止めが選ばれるのか
〈SPF50+・PA〉
表情が動くことによって“UV地割れ”が起きており、その隙間から紫外線の侵入を許していた、
という新事実が発見されました。しかも、“UV地割れ”が起きやすい場所は、
エイジングサインが起きやすい目元や口元なのです。
こちらの日焼け止めは、
富士フイルムの独自処方「ストレッチUVシールド」で、
肌の動きにしなやかにフィットし“UV地割れ”を防いでより完璧な紫外線対策が叶います。
また、近年その影響が叫ばれている、
肌の奥まで侵入してシワ・たるみの原因となるUVAもしっかり防いでくれます。
日焼け止めとしての機能も秀逸ながら、
トーンアップ効果にも優れているので下地として使うのもおすすめ!
日焼け止め選びの基本のキ!「SPF」と「PA」の違いを知ろう
日焼け止めでよく見かける、「SPF」や「PA」という表示。
これは何を示しているかご存じですか?

「SPF」と「PA」は、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標です。
それぞれの違いをきちんと理解することで、
利用シーンや肌の悩みに応じて、
どんな日焼け止めを選ぶべきかわかるようになります。
UVB対策に効果的な「SPF」
「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、
黒化につながりやすくなるUVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数のこと。
1〜50+までの数値は、何も塗らない場合に比べて
UVB波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、
数値が大きい方がUVB波に対する防御効果が高いことを表しています。
UVAを防ぐには「PA」
「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、
長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安。
4段階の「+」マークで表示され、
「+」の数が増えるにつれ、
UVAに対する防御効果が高いことを表しています。
こまめな塗り直しがコツ
SPF値やPA値にこだわって選べばそれでOK、
というわけではありません。
汗や水、皮脂、タオルやハンカチによる摩擦で
その効果は少しずつ落ちていくもの。
紫外線から徹底的に肌を守りたいなら、

2時間おきにこまめに塗り直し、
紫外線防御効果をしっかり持続させましょう。
レジャー、スポーツ、お買い物……シーン別・日焼け止めの選び方
炎天下でのレジャーと、
買い物に出かける程度の外出とでは、
紫外線ダメージリスクは大きく異なるため、
当然、必要となる日焼け止めの強度も変わってきます。
炎天下でのレジャーやマリンスポーツなど
長時間紫外線に晒される炎天下での
レジャーやマリンスポーツなどを楽しみたいときには、
SPF50+・PA++++の国内最高値のUVカット効果を持った日焼け止めがおすすめ。
汗や水に強いものを選び、こまめに塗り直すこともポイントです。
屋外での軽いスポーツなど
ウォーキングなど、屋外で短時間スポーツを楽しむ場合は、
SPF30・PA+++程度でも十分紫外線から肌を守ることができます。
また、紫外線は年間を通して降り注いでいるもの。
日差しが強くない時季であってもゼロになることはなく、
冬でも夏の半分程度と言われています。特にUVAは、
朝から夕方の遅い時間まで降り注いでいるため、
屋外で過ごす日には、冬場であってもPA値の高い日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
世界保健機関(WHO)が定めた
UVケアにおける世界共通の指標「UVインデックス」によると、
東京では4月から紫外線が非常に強くなり、
一年のうちのほとんどが、戸外で過ごすには注意が必要とされています。
また近年では、緑地のアスファルト化によって空気が乾燥し、
大気中の水蒸気の量が減少。
空気の透過率が上がるため、
紫外線量が増える傾向にあるようです。
日焼け止めの種類と特徴
ミルク / クリーム
ウォータープルーフ効果がある商品が揃っているのがミルクタイプの日焼け止めクリームです。
保湿力・防水性が高く、化粧下地としても利用OK。
ジェル
ジェルタイプはサラッとのびて肌に浸透しやすいのが特徴。
肌への負担が少なく、つけ心地◎。
汗でとれやすいものもあるので、
長時間外出する場合はこまめに塗り直しましょう。
ミスト / スプレー
クリームでは直接塗りにくい場所もスプレータイプの日焼け止めならしっかりガード。
ミストは、メイクの上からでも
シュッと軽くつけられるのが便利ですね。
パウダー / シート
汗ばむ体にササっと使えるのがシートタイプの日焼け止め。
旅行やレジャーの際に家族で使える手軽さが長所。
パウダータイプは低刺激のものが多く、
肌が弱い人や子供向けにおすすめ。
水で落ちやすく、シャワーや洗顔でサッパリ洗い流せるというのもメリットです。
日焼け止めを使う前に。知っておきたい効果的な利用法
2時間おきに塗り直す
どんなに強力なウォータープルーフだとしても、
1度塗れば1日OKというわけではありません。
日焼け止めは基本的に2時間おきに塗り直すように心がけましょう。
曇りや雨の日も、日々ケア
曇りの日でも晴天時の60%の紫外線があるそうです。
雨の日もまた紫外線は0ではありません。1年中ずっと太陽からは紫外線が送り続けられています。
夏の猛暑以外はSPF・PA値がそれほど高くなくてもよいので、
肌に負担をかけないように日焼け対策を続けてください。
必要に応じて使い分けを
極めて効果が高いウォータープルーフか、低刺激の優しいミルクか。
太陽を浴びる時間によって日焼け止めを使い分けると肌への負担が軽減できます。
いくつも種類を揃える必要はないのですが、
せめて普段用とレジャー用の2つを持っておくといいかもしれませんね。
「年中紫外線を浴び続けている」という意識を忘れずに
本格的な夏を前に、日焼け止めの特徴と選び方をまとめてみました。
刺激の強い成分で素肌を痛めてしまわないように、必要性と肌質に合った製品を選んでください。
本来の美しさを保つべく、1年中紫外線対策は抜かりなく!
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